12 PianoSyncAR: Enhancing Piano Learning through Visualizing Synchronized Hand Pose Discrepancies in Augmented Reality
Liu Ruofan(東工大),Erwin Wu(Huawei Japan),Chen-Chieh Liao(東工大),西岡 勇人,古屋 晋一(Sony Computer Science Laboratories),小池 英樹(東工大)
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論文:
要旨:
運動の技能習得において, 学習者が自身の動作と目標の動作との時間的及び空間的な差分を認識し学習することが一般的である. しかし, 自由度の高い緻密な動作では, これらの差分を正しく理解し修正することが困難である. 特に洗練されたスキルを持つ中上級者の場合では, より細かな修正やさらなる上達を求められるため, この問題は顕著となる. 本研究では, ピアノの学習における体の動きを効率よく最適化するための拡張現実(AR)システム「PianoSyncAR」を提案する. 提案システムは, 教師の手の姿勢を学習者の手に重畳表示している. ユーザ実験では, 12人のピアニストを対象としてシステムの有用性を評価する. その結果, 映像ベースのスキル学習方法である従来のタブレット画面に対して提案システムにはいくつかの利点が示され, ピアノ演奏の技術向上のための補助的なツールとしてARトレーニングの可能性を示している.
国際学会・国際論文誌名:
ISMAR2023
参加者メモ・コメント:
VR/MR Piano系ゲーム触ったことある方はいますか?ShioMiyafuji.icon
QuestのPianoVision ShioMiyafuji.iconnishiyama.icon
キーの検出に midi data では無くわざわざ PD 使ってるのはレイテンシの為?
音のタイミングだけでなく,キーボードの加速度等も計測してるからです koike.icon
正しい手の姿勢が人によってどのぐらいばらつきがあるのかが興味があります(お手本の手の姿勢がその人にとっては適切ではない、というケースがどのぐらいありそうか)takahirohara.icon
人によって手の大きさが異なるので,オクターブが届いたり届かなかったりする人で手の姿勢が変わる気がしますShogo Sekiguchi.icon
比較する先生の手の大きさはある程度同じ必要があります.koike.icon
Thanks for the above answer! Actually, except for different hand sizes, there're even various stylistic in a same piece played by the same pianist, like play it gently or intensely. As such, I would say their poses uniformity would be not enough and the range of the motion would be large. To address this problem, in the future, we envision to build a pianists' dataset containing diverse performance, like styles, performers etc. (LIU)
手の姿勢が正しくない原因が他にある(椅子の高さが適切ではない、体の姿勢が悪いなど)場合に被験者が手の位置だけを直すのではなく根本の原因に気づけるかどうかも興味深いですtakahirohara.icon
姿勢については,別途,外部カメラを用いてOpenPose等で姿勢分析をしてます.koike.icon
Very interesting direction. I haven't thought the bad body postures will lead to incorrect hand poses. We do have current-conducting research about the whole body postures. Maybe we can combine these two systems, and users're supposed to show the correct hand and body postures, right?
質疑応答: